2017/09/19(Tue)朝

昨晩、遅くに帰ると寝ぼけ眼の愛犬がすり寄ってきて、ここぞと言わんばかりに顔中を舐めさせてくれとせがんできた。
犬が顔を舐めてくるというのは、狼のなごりと考えられていて、愛情表現なのだそうだ。(たぶん諸説あるし、真偽は定かではない)
ある記事に、その筆者は何気なく書いたのだろうが、写真に映る犬に吹き出しをつけて「ずっと一緒に居てね」とあるのを見た。
インターネットの出展のわからない情報について、自分たちの世代は口うるさく指導されてきている。
「ずっと一緒に居てね」なんて言葉、まずもって疑ってかかるべき文言ではあるが、今回ばかしはそのまま受け取ることにした。

気づけばもう6歳、離れて暮らすようになって4年と半年。
僕がこの実家で生活する時がもしきても、きっとその頃にはこの子はもうどこか遠いところに行ってしまっているだろう。
ヨボヨボになってもふらふらになっても、僕が帰ってきた時はたくさん遊ぼう。
顔だっていくら舐めてくれても構わないからさ。