2018/11/14(wed) 夢の話

今日見た夢の話。

 

第一部【異形の種】

ふと目がさめると、自分の部屋のベッドで外は快晴だった。

午前9時頃だろうか。陽はとっくに登っていて、出勤や通学する人たちの気配がする。

カーテンから漏れてくる光が眩しくて、でもまだ寝ていたい気持ちもある。

いつものようにベッドに寝ころんだままうだうだしていると、バスの走る音が近づいてきた。

まずい。この音は「あいつら」が乗っているバスの音だ。

「あいつら」というのは、最近なにかと近所を騒がせている人の形をしたバケモノのことだ。

人の形をしているとは言え、人ではないということは一目でわかる。

大きく見開いた白目、くっきりと目を縁取ったクマ、首が異様に長く撫で肩で、細い腕を膝の下にまでだらりと垂らしている。

ここ2ヶ月ほど、近所で連続して起きている殺人事件、マスコミは沈黙を貫いているが近所では有名になっている。

「あの異形の種の目の前で、寝たフリをしていると殺される」

かく言う僕もその現場を目撃した。その時のことを詳細に覚えているわけではないけれど、確実に「あいつら」が目の前で寝たフリをしていた人をメッタ刺しにしているのを見た、という記憶と恐怖心が残っている。

警察は取り合ってくれない。マスコミもそうだが、何か圧力がかかっているのだろうか。

ここ最近でわかったことだが、あいつらは寝たフリをしている人間を誰でも殺すわけではない。寝ているか寝たフリなのかを見分けるのは普通の人間とそんなに変わらない。

しかし、視力がとてつもなく良く、家の壁くらいなら平気で透視するため注意が必要だ。

そして今、おそらくバスの中のあいつらの視界には、ベッドで横になっている自分が見えている。起きてはいるものの、一見寝ているようにも見える。ここで起きていることがあいつらにバレると殺される。幸いバスが遠く、スマホをいじっているところまでは見えていなかったようだ。もし、そこまで見られていたら......。心臓の音が早くなる。

バスの音が次第に大きくなる。あいつらの覗き込むような視線がいくつも感じられる。

早く行け。お願いだから早く行ってくれ。まぶたを強く閉じ心の中で強く願った。

バスの音が次第に小さくなっていく。どうやら寝たフリだということはバレなかったみたいだ。

よかった、と早く打つ心音を落ち着かせるように一息ついた。

あいつらはなぜ、寝たフリをしている人間を殺すのだろうか。そして、なぜ警察もマスコミも何も動いてくれないのだろうか........。

考え事をしながら、支度をして、家を出た。

 

 

第二部【麻雀牌】

「あれっ、牌の入れ物がない!住職に怒られる!どうしよう......」

友人で寺の息子の◯◯が慌てている。

不思議な力が宿るとされ、寺に祀られている麻雀牌を持ち出して、△△と3人で広げて遊んでいた時の出来事だった。

この麻雀牌には、一牌ずつ専用のケースのようなものが作られていて、その入れ物の方に何やら不思議な力が秘められていると信じられている。

それ故、この麻雀牌を狙う輩も多い。つい最近もこの麻雀牌を狙った大きな組織がこの一帯に潜んでいると情報が入ってきていた。

慌てる◯◯を横目に△△と目配せをした。「間違いない。例の組織だ」そう確信した僕は牌を広げるところまでタイムリープした。

「これが噂の麻雀牌だよ!」

何も知らない◯◯が牌を広げ、入れ物を斜め後ろへ置くまでを注視した。

「あっ!忘れ物した。ちょっと待ってて、取ってくる」

立ち上がり駆けていく◯◯と、フードを目深にかぶった小柄の男がすれ違うのが見えた。

嫌な予感がして、急いで杯と入れ物をまとめて胸元に抱きかかえ◯◯を追う。

麻雀杯に気が付いたような反応をしたフードの男が声をかけてきた。

「探しものをしていて、それが良く似ているのですが、よく見せていただk」

「すみません。僕急いでいるので」食い気味で断り、駆け抜ける。

麻雀牌の秘密を知らないと思われたのだろう。白々しい嘘を付いてきた。

一緒にいた△△に「この麻雀牌を絶対に安全な場所に置いておきたい。どこかいい場所を知らないか」と走りながら訪ねた。

△△は一度悩む顔をしたあとですぐ「高校の時の放送部の部室はどうだろう」と提案した。

高校生の時、△△と僕は放送部に所属していた。放送部、とは名ばかりで、実際に放送部らしい活動は一切したことがなく、放課後に元陸上自衛隊の隊長をしていた顧問の学年主任が淹れてくれるコーヒーを飲みながら、世間話をするだけの部だった。

この学年主任の先生が、高校の裏のトップだったようで、放送部の部室だけ優遇されており、厳重なセキュリティと高校の部活動に似つかわしくない設備が整っていた。

高校を卒業した今でも、学年主任の先生とは連絡をたまにとっている。

あの部室なら確かに安心かもしれない。足を止めずそのままかつて通っていた高校の門をくぐった。

後ろを振り返ると、何か確信を抱いたようにフード男が不敵な笑みを浮かべこちらを見ていた。

校舎内に駆け込み、部室へ向かうため渡り廊下へ向かう。

教室や廊下のそこかしこで生徒が愉快そうに談笑している。休み時間か、と考えているうちに部室の近くまで来たようだ。

ふと看板が目に入った。手書きの文字で「論文についての講演会中。30分と短い時間ですが、お気軽に入ってください」と書かれている。

部室と理科実験室は繋がっていて、理科実験室の方で講演会が行われているようだった。理科実験室を通らなければ、部室には入れないが、今理科実験室に入ることはできない.....どうすれば........

 

 

 

第三部【文化祭】

廊下を行ったり来たりしていると生徒たちがなにやらダンボールやガムテープ、マジックなどで作業している様子だった。

どうやら文化祭の準備期間らしい。移動中も友人の何人からか声をかけられた。グループに別れてそれぞれ看板を作ったり、企画を考えているといったところだろうか。

僕は用事を済ますため職員室へ向かった。途中の階段で同じクラスの友人たちと出くわした。

「お、つはるじゃん!あの時の見栄(歌舞伎の方)すごかったよ!」

「やめてよ、なんか悪者みたいで嫌だわ」

褒められて照れ隠しをしていると、同じクラスで片思いをしている□□が驚いたように「やっぱり!つはるくんは悪役になりきってたんだね!すごい!本物みたいだったよ。さすが、役者だね」と笑顔で会話に入ってきた。

「いや、□□の方がすごいよ。見たよ。舞台」□□は舞台女優として芸能活動をしている。

「私は、ただ歴が長いだけだから......それはそうと、役者、本気で目指したらいいのに」少し苦い顔をしながら笑ってごまかす□□。

「いや、まあ、本当は挑戦してみたんだけどね。なかなかどうにも......□□の演技見てたら敵いっこないよ」

「私はつはると一緒に演技したいよ」

どういう意味だろうか。言葉が詰まる。沈黙が流れる。

まっすぐで純粋な□□の目に吸い込まれる心地がした。この目を見ていたら隠しごとはできない、そう思った。

タイムリープしてる、って言ったら、信じる?」

「え?」

「時間を巻き戻すってこと。俺がタイムリープしてる、って言ったら、□□は信じる?」

真面目な顔して考え込む□□。右下に目を伏せ、眉をひそめながら何か独り言を言っている。

すぐにスッキリしたような顔になり「信じるよ!」とはっきりと答えた。

「えっ、そんなに簡単に信じるの?」驚くにきまっている。こんな突拍子も無いこと、どうしたら信じれるって言うんだ。

受け流してくれて良かったのに、なんでそんな顔で「信じるよ!」だなんて言えるんだ......

 

 

って感じの夢を見ました。

夢で見た内容をそのまま小説風?手記風?に書き起こしたものってなんて言うんだろうね。

夢小説?ゆめにっき?あれ、どこかで聞いたことが...........

 

覚えてる夢を見たら続くかもしれないです。続かないかもしれないです。