はじめてのにゅういん 1日目

なんとなく"◯日目"とかわけてみたが、これを書いている現在は4日目の深夜/5日目の早朝だったりしている。0日目が投稿されてすぐに今回の1日目の投稿、お察し案件ではあるが、寝れない上に暇な結果、駄文を垂れ流すことくらいしかできることがなくなってしまった。

 

0日目からの続き、

入院日時が決まってからは幾つかの検査を受け、数日後に結果を聞きにいって、PCR検査(入院予定者は全員強制チェックが入る)を受けた。何にも引っかからず健康は健康のようで安心した。

その後、入院の説明を聞いていると、どうやらインターネット環境を無料で利用できるらしい。よくビジホで見かける、LANポート壁にあるからケーブルでパソコンと繋いでくれや、みたいなやつ。ただしケーブルは患者が持参すること、とあった。なのでケーブルもちょうどいい長さのものを新調し、なんならMacBook AirにはLANポートが無いので、USB 3.0との変換ケーブルも買った。結局、パソコンは病室で1秒たりとも起動していない。案内は半分本当で半分嘘だった。ランクの上のベッドにはそういった環境が完備されているらしいのだが、自分の寝る一番ランクの低いベッドにはその環境は用意されていないとのことだった。早々に出鼻を挫かれ、荷物の場所取り戦争で勝ち残った文庫本3冊と、電波が心許ないスマホだけが暇を潰せるアイテムとして残った。結果的には文庫も3冊まだ読み終えてはないのだが、パソコン、充電器、ケーブル類を最初から考えていなければ、重さも体積もお財布ももう少し楽ができたかと思うと悲しい。

 

1日目、緊張こそしたものの、お昼過ぎからの入院だったため、病院内施設の案内、LANポート事件、お風呂、翌日の手術の準備と追われ、タバコ吸いたい気持ちも出てこないほどには忙しかった。

ちなみに手術を円滑に行うために、除毛されたし、座薬(下剤)でお腹を空っぽにしたりした。流石に除毛されているときは情けなさで心肺停めてくれ、とも思ったけど、タオルをかけられたり配慮はあるし、座薬も自分で入れるか補助してもらうか選ばせてもらえた。自分で試してみて悪戦苦闘した後無事に入ってくれたのだが酷く心身消耗したので、翌日の手術前の座薬は看護師さんに任せることに決めたのであった。

流石に何度か診察等受けて気づいた。お医者さんも看護師も「ただの大事な患者さんとその患部」としか思ってない。それか、そうとしか思ってないように振る舞うスキルがめちゃくちゃ高い。それに加えて「それでもよ....」となってる患者に寄り添って気遣いができる。凄い。安心して相談できるし預けられる。お医者さん凄い。看護師さん凄い。担当医と担当の看護師になら、お尻はもう出せる。もう覚えた。

 

そんなこんなで激動と気付きの入院1日目、おわり。眠いし。