はじめてのにゅういん 3日目〜7日目

退院しました。今回は前回の手術日以降の入院期間を振り返ります。

 

2日目に切除した場所、ちょうどお尻を触って尾てい骨を感じるところ辺りなのですが、座ったり立ったりするときに大きく張ったり緩んだりする場所でもあるんですよね。もう一つ言うと、ちょうどお尻の割れはじめるところ、とでも言うのかな。腰とヒップの境目? ここに患部があって切除したのは先日書いたと思うのですが、そういう諸々の事情もあり、縫っても日々の生活の中で引っ張られてうまくくっつかないそうで、切除しっぱなしです。そんなことあるのか......と思ってましたがそんなことになりました。先生曰く、4,5ヶ月くらいかけてゆっくりまた肉づいて元に戻るよ。とのことだったのですが、つまり4,5ヶ月くらいは僕の体えぐれてるってことなんですよね。怖い。

そうしてえぐられてから初めての朝を迎えた入院生活3日目、麻酔が切れたことを十分に確認できたので、この日からは身体を起こしたり歩いたりできるようになりました。短かった尿瓶生活とも無事おさらばです。これから退院日である7日目までは本当に代わり映えのない日々で、

6時/起床、朝の支度

8時/朝食、体温-血圧-傷の具合のチェック

10時頃/診察

12時/昼食、体温-血圧-傷の具合のチェック

15時半/お風呂

18時/夕食、体温-血圧-傷の具合のチェック

22時/消灯

の繰り返し。ベッド外の用事が診察とお風呂だけなので、過ごそうと思えば1日のうち23時間くらいベッドに過ごせる。合間で寝てても大丈夫。けど快適さと同時に退屈さもやってくる。特に病院という人が集まる施設、しかも免疫力が低いかは置いといて体に不調を抱えてる人が多いという特性上、コロナを持ち込ませない対策のため、お見舞いも平日の昼〜夕方、家族のみに制限されいて、自分に限って言えば来訪者0が最初から決まっていました。持て余した時間は読書とネットサーフィンとで費やしたが、初回に書いたようにネット環境について準備してなかったために4Gを1日1GB強のペースで使い、7GB/月契約の自分は既に速度制限寸前です。一つ気持ち的にも助かったのは、退院が月曜日だったので、前日前々日の土日は友人と通話しながら麻雀やったりみんはやでクイズしたり、飽きのこない過ごし方ができたこと。楽しいし刺激もあり長い時間付き合ってくれたので精神的に本当に助かった。月曜日を退院日に設定して心底良かった。

手術後の傷について。えぐれたままの傷口はほぼほぼ怪我したようなもので、透明の滲出液(ググった)がドバドバ出ている状態のため、ガーゼを1日に2,3回交換しながら清潔に保つよう心がけて過ごした。そして詳しくは退院編にて書こうと思うけど、この滲出液が割とメンタル的にも対処方法も厄介で今なおどうしたものかと悩んでいる。痛みについては、お薬でなんとかなっていて、問題ないけど、逆に問題ないのすごいよね。たぶん対角線が3と5(cm)くらいの菱形を底面に、高さ2.5(cm)くらいの四角錐状に取られてると思う。外に晒しっぱなしのその傷を持っててこんだけの痛みのはずない、とずっと思ってる。薬、すごい。

そして、入院中には無縁だったけど、酒類、唐辛子系の刺激物、過度な運動はしないように、とのお達しがあり、晴れて退院。どうやら血管の拡張作用のあるものがダメみたいです。ふとした拍子で血がドバドバ出る可能性もあるで、つまりサウナとかも長らく行けないんだろうな、と。まあそれ以前に体に生傷というか穴ほげてる身で温泉施設行けないけど。コーヒーやらタバコやらは特に言われなかったので血管の収縮作用のあるものについては問題ないっぽい。たぶん。

タバコについては、自分で言うのも変だけど、意外と我慢できてた、と思う。小説のタバコ吸うシーンが美味そうで羨ましかったけど、思ってたイライラだったり吸いたい吸いたい思ったりもなく、こんなもんか、とか思った。退院後即買いに行って店員さんに近くの喫煙所聞いて吸いに行ったのは別として。